Category: Xperia Z3 Tablet

今どきのタブレット事情

衝撃の年末 師走という言葉がある。これは 12 月を表し、坊さんや先生が走り回るほど忙しい時期からつけられた言葉だそうだ。 2014 年の 11 月から 12 月にかけて、私の家庭はまさに師走という状態にあった。 伴侶に病気が見つかって驚き、ひと通り悲しんだ後に現実に戻って希望を見つけた。私はその道筋を歩むために全力を尽くすことを決めた。 当面の問題である日常生活のことを考えた。入院時、会社に通いながら赤ん坊の子守と家事をしなければならない。一人ではほとんど不可能だったが、家内の両親が手伝ってくれるために何とかなりそうだった。 となればあとは家内のことを考えればいい。入院準備は着替え、おやつ、珈琲や水などの飲み物、そして最も重要なひまつぶし。 唐突だが私の人生観は二つある。一つは子供を残して人類の世代を継続させること。一つは人生を楽しむこと。それだけだ。一つでも実現できれば幸い、二つとも実現した私はもう思い残すことはないと言いたいところだがひとつだけ。 PC に増設した HDD の中身には長いパスワードがかかっているから開けてはいけない。私が死んだら HDD のクラッキングなどは試みずに、積み荷は素直に燃やして(フォーマットして)ください……中身は政治とか歴史とかの資料だから見てもしょうがないよwww 私の人生観は傲慢なのかもしれない。その一つとして実現できない方もいるだろう。だからといって彼らを憐れむのも間違っている。彼らは彼らの幸せがあるはずだ。他人ごときがどうこう言うのは思い上がりというものだろう。 カミさんに私の人生観を押しつける気はないが、入院生活をちょっとしたバカンスと思える程度の環境を整えられるなら、たぶん両者が幸せな気持ちでいられるだろう。 カミさんの入院はおよそ 3 週間とのことだったので、その間暇を持て余すのは目に見えていた。暇つぶしは何がいいと聞くと DVD が観たいというのでデータ化することにした。ついでにコミックや小説なども。となれば入院生活で必要なのは PC だ。 ノート PC を持って行くにも 14 インチとちょっと重いしかさばる。というわけで、タブレットをプレゼントすることにした。ちょっと早い、高価なクリスマスプレゼント。これで今年の私はスカンピンになる。