初めてのネットショッピング
何事も初めてでうまくやれることは、そうそうない。無駄に回り道をしたり、運が悪ければ間違ったりもする。
これを知っておけば、いくらかは安く済ませられるはずだ。
Amazon という巨大資本
まず Amazon をどの程度利用するかどうかを考えよう。
Amazon を利用するメリットは、その商品の豊富さと、低コストでありながらほぼ翌日配達といってもいい意味の分からない物流パワーにある。
※ amazon と提携しているヤマト運輸が 2025年10月1日(水) から配送料を値上げするのでどう影響するか
雰囲気を感じるために、まずはアカウントを作ってしまおう。購入しなくても構わない。不要と思ったら削除すればいい。まずは商品を検索し、気に入った商品があれば、カートに入れよう。「あとで買う」のリンクをクリックしておけば、カートとは別枠のリストに入るので、不用意に購入することもないし、すぐにカートに戻せる。
- Amazonショッピングカート
Amazonショッピングカート
- Amazonショッピングカートの後で買うリスト
Amazonショッピングカートの後で買うリスト
商品の金額に関して、売り上げの 15% が出品者からピンハネされているらしいので、その分高くなっているかもしれないと疑ってかかることだ。金額についてはいくつか提案がある。まず、ブラウザは Firefox を使う。そして拡張機能で Keepa を入れる。
Keepa の価格履歴グラフを利用する
- Firefox の Keepa アドオン
Firefox の Keepa アドオン
すると、商品ページに Keepa の価格履歴グラフが表示されるようになる。
- Keepa の価格履歴グラフ
Keepa の価格履歴グラフ
あとはこれを見ながら安いときに購入すればよい。
セール時期をチェックしておく
ポイントのつくセール時期と、商品が安くなるタイミングが重なれば言うことはない。
プライム会員の利用も考える
基本的には Amazon を「利用する」方向で進むのではないだろうか。月に数回ないしそれ以上利用する場合は、プライム会員になるという選択肢も考慮すべきだ。プライム会員になると、商品は送料が無料になることが多い。ならない場合もあるが。ただし、 5,900[円/年] もしくは 600[円/月] を支払う価値があるかどうかも熟考する必要がある。プライムビデオ見る場合は年額で払ってもいいのではないだろうか。巨大資本にものを言わせたコンテンツを月替わりで楽しめる。
「定期便」・「クーポン」・「4点買うと5%」をつかう
- Amazon の割引
Amazon の割引
定期便で購入すると安く済ませられることがある。クーポンが使えれば流れるように使おう。定期便は2、3点まとめて購入すると安くなることがある。
あと4点購入で 5%引かれる場合は、個数増やしたり、別の商品を付け合わせて安くなるよう調整するのもあり。
一括見積の楽天
見積もりは一社だけに行うのではなく、数社に依頼することで、安く済ませられることがある。
楽天はいろいろな店舗が集まっているだけあって、安い商品を探すのにはもってこいのサイトだ。まあ、これは Amazon も同じなのだが、Amazon は基本的に公式以外は信用しない方がいいし、公式以外のショップなら楽天の方が安くなるケースが多い。Amazon に出品する店舗はだいたい楽天にも出しているーーはず。
- Amazon 公式
Amazon 公式
楽天は価格推移が分からないので、Amazon の Keepa の価格履歴グラフでおおよその価格を推測しつつ、セールに合わせて買うくらいしかない。
楽天で購入する前にやる儀式
- 月に 2~3 回ある最大 46倍(無理無理)とか言ってるセール時期に合わせる。10回買い物して 10倍に持っていくのが理想。エントリー忘れると無意味なので注意。たしかポイント上限もあるので、買いすぎてもよくないから、分けられるなら次に回すのも手。
- 5日/10日/15日/25日/30日 に 5倍のイベントをやるので、セール時期と重なったときが狙い目。ちゃんと両方エントリーすること。ポイント上限は低いのでおまけ程度に考えて。
- それ以外にも買い物前にエントリーできるものはエントリーしておくこと。適用されたら運がいい程度で。開催されているイベントはトップページにある。
- 検索したら金額順で並べ、トータルで安いところを見繕う。送料やポイントも見ること。
- 翌月近くに発行されたポイントの使い忘れに注意すること。
禁断の中華通販サイト
AliExpress などは Amazon の商品(中華製のものに限る)の 1 ~ 3割程度安くなる傾向だが、基本的に使わない方がいい。
どうしても使わざるを得ないケースでは、支払いはクレジットカードを使わずに Paypal 経由での支払いにすること。
これはとても重要なことなので必ず守ってほしい。 AliExpress で料金二重支払いしたときに、返金を求めて 1か月以上やりとりしたことがある。担当者への詳しい説明もむなしく、次の会話ですべて最初から説明する羽目になるし、何度話しても通じないし、2週間待てば自動的に返金されるとしか言わないし、お前それ 2週間前の担当が同じこと書いてきてるんだがw
しかも返金されないし、最終的には Paypal の担当から連絡してもらって返金させたのだが、そのときに証拠として撮ったクレジットカードの支払いのスクリーンショットから、カード番号が漏れて、 JCB からカード番号変更しますという案内が来た。これに関してはいつか書くかもしれない。
他の中華サイトも似たり寄ったりなので、覚悟して利用すること。
中華は信用に値せず。利用しないに越したことはないと思うよ。
KRは論外。論ずるに値せず。