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桧原湖ツーリング・キャンプ ( 往路 )

往路 – R4 -> 七ヶ宿街道 -> 西吾妻スカイバレー -> 桧原湖

XR への荷台取り付け

先日、久しぶりに友人から連絡があり、ツーリング・キャンプに誘われた。

平日だから参加は難しいかと訊くメールに、余裕ですよと有給を取り、桧原湖でツーリング・キャンプをすることになった。今回は荷物を少なくするため、THE NORTH FACE – BASE CAMP DUFFLE L ( ザ・ノースフェイス – ベースキャンプ ダッフル L ) に入るだけの量を持っていくことにした。容量にして 90L である。

ダッフルバッグを XR に積むことはできるが、横にすると当然はみ出してぐらつくし、縦にしても、シートの方まで干渉してしまって、しょっちゅう姿勢を変更する私にしてみれば、鬱陶しいことこの上ない。そこで、ホームセンターでステンレスシェルフの天板の小さいやつを買ってきて、 XR に取り付けることにした。

横 24cm × 縦 49cm の一番小さなタイプである。これに、M8 の長さ 4.5cm の六角ボルト ( ネジ付属 ) × 4 個、台座の金具× 4 個、最後に、 M8 六角ボルトが入る穴を持った 幅 20cm × 縦 5cm くらいの金属板× 2 枚である。なお、六角ボルトは 5cm の方が良いと思う。

これだけせり出してしまうと、テールランプが見づらくなる。工具入れを取り外して、その分前にスライドさせたほうが良いようだ。

出発

朝 6:30 に原ノ町駅に集合。私にしては珍しく、時間通りに着いたが、すでに他のメンバー 3 人は到着していた。一番近いやつが一番最後に到着するのは良くあること。私が最後に到着するというのも良くあること。

国道 45 号 ( R45 。国道の記号は大文字の R ) から R4 を南下。名取市から岩沼市に入って、柴田町、大河原町を通過し、白石市に。平日、休日関係なく、 4 号線のこの区間は信号待ちやら渋滞やらで、のろのろ運転になってしまうのがツライ。

白石IC を過ぎて 2.5km くらい南下したところに、 R113 が東西に直行している。 R4 を右に折れて R113 を西に向かう。

国道 113 号は七ヶ宿街道とも呼ばれ、新潟県新潟市から山形県南陽市、宮城県白石市を経由して福島県相馬市に至る一般国道である ( Wiki 参照 )。 R4 とは違ってすいすい走る。

途中、 R113 沿いにある道の駅「七ヶ宿」にて休憩。この道の駅は、七ヶ宿ダムのすぐ傍にある。

休憩後は R113 を北西方向に向かった。目的地は南西方向にあるのだが、下を通れば回り道は避けられない。

高畠町を通るとき、高畠ワイナリーの看板が目に入るが、目的地まではまだ遠いし金銭的にも余裕がないということで素通り。といってもワインにはさほど思い入れはないのだが。

そこから県道 399 号 ( r399 。県道の記号は小文字の r )、 r1 を通って r101 を南下した。

米沢市に入ってから、ヤマザワによって食料品の買い出しを行なった。宝くじ売り場が脇にあったので、久しぶりにロト6 を買った。

ロトと言えば、昔は Excel でデータを集計して、予測マクロなんぞ組んでいたものだが、常識的に考えて予測などできるわけがないのである。毎回リセットされるビンゴの数字を予測できる人間がいるだろうか? いるとしたら、今頃、世界どころか史上最大の金持ちになっているだろう。その理論は、ギャンブル如きに使われる類のものではない。未来予測の基本的コードに使われることになるだろうし、ダイナマイトに匹敵するかそれ以上の富と栄光を手にすることになる、と思う。

要するに、神様か悪魔様が気まぐれを起こさないと当たらないという話。どっちでもいいから気まぐれを起こしてくれないものか。

食料品を積み込み、 r2 に乗った。上杉神社、山形大学の工学部を横目に南下を続け、西吾妻スカイバレーに入った。天元台には昔、一度だけ来たことがあったっけ。

西吾妻スカイバレーの峠は、 MR-S で来たら気持ち悪くなってたかもしれないが、バイクならば爽快で楽しい。

最上川源流の石碑があるところで一休み。

頂上が景色の良い休憩所になっていたので、そこで昼食となった。

峠を下ると、桧原湖 ( ひばらこ ) である。

途中、温泉に入り、桧原湖の向こう側に向かう。到着した先はママキャンプ場。友人が 20 年ほど前に訪れたことがある地だそうだ。

時刻は 15:30 である。距離にすると 160km だった。前日にガソリンは満タンで入れておいたので、この日はまだ給油していないし、予備タンクにも手をつけていない。予想では 30km/L というところかな。

管理人がいなかったため 16:00 まで時間をつぶした。しかし、来る気配がないので、湖の近くにテントを張らせてもらった。まあ、平日にキャンパーが来ると思わないだろうし、帰ったのかもしれない。明日手続きをすれば良いだろう。

右の緑のテントと、青いタープが私のである。見た感じ、一人ぽつんと離れていて、ソロ・キャンプとも思えるポジショニングだが、ちゃんと 4 人である。左の二つのテントが仲間のものである。このうちひとつは二人用のテントを使っているので、数は間違いではない。

タープは Captain Stag ( キャプテンスタッグ ) だったかな? 4 人が優にくつろげる大きさだ。何年か前に 5 千円程度で購入したのだが、ポールが鉄で重いし、海水浴に行ったときに強風で曲がってしまったので、 Snow Peak ( スノーピーク ) のアルミポール 170CM に変更してある。オリジナルより 30cm くらい背が低くなっているが、むしろこの方が落ち着く。

タープはダンロップのテント R-224 のバッグに一緒にいれておけるし、意外と良い買い物だったかも。まあ、 1 万も出せば一人用で小さく畳めて軽いタープが手に入るが。

キャンプ地は湖から風が吹いていた。タープは風の向きに対して 2 本のポールが水平になるように立ててある。私は風を遮ろうとして、よく斜め 45 度くらいに立てたがるのだが、風で倒されると言われて、今度からは水平に立てようと誓った。

テントの中にバッグ類をしまおうとして、小さな 1mm 位の黒いぽつぽつに気づいた。砂かなと思ってよく見ると、すごく小いさな虫がバッグの表面にたくさん張り付いていた。げんなりしながらバッグを払った。荷物を取り出して裏返し、中に入っている招かれざるお客さんには念入りに退散願った。すべて払い終えた荷物を慎重にバッグの中に収納し、テントに放り込む。

虫が多いことが分かったので、虫除けスプレーと、テントの中では電池式の虫除けを焚いた。テントには虫が入ってこなかったので、効果はあったと思うが、出入りする時以外はファスナーを閉めていたからかもしれない。

タープの下でビールを飲んでいると管理人がやってきた。

ビール 1 本でふらついた男が、料金を支払いに行ってみると 1 人 700 円と言われた。桧原湖周辺のキャンプ場の中では、安い方らしい。ただし、トイレは間違っても新しくはない。夜、電気がつかないのにはまいった。男だけならさほど問題はないが、女性には敬遠されるだろう。

いいカンジで酔いが回ったところで、おもむろにパックロッドを取り出したのが 18:00 のことである。行き先が湖と聞いて、シャレで持ってきただけなのだが、まさか本当に釣りができるとは思わなかった。

ツーリングにキャンプに釣りと、私は今、とても幸せである。仕掛けはスプーンを 5 個だけ持ってきていた。湖に向かってスプーンをキャスト。

魚は基本的に障害物の陰にいることが多い。あとは潮の流れが速い場所とか、小魚やエサとなる小動物が集まっていそうな場所とか。海ではそうだ。湖もそうに違いない。

湖の中に立っている木がそのポイントに当たりそうなのだが、途中に草が生い茂っている超浅瀬の部分を越えて投げないといけない。巻くときに根がかりしそうだ。

また、湖の中央方向にある島?までは、距離がありすぎて届かない。仕方なく、草が生い茂っている浅瀬部分のギリギリを探ることにした。

何度かキャストしていると、ぽつぽつと雨が降ってきて断念。その後はまったりバーベキューを食べた。

23時頃に就寝。珍しく時間がある。酔いつぶれてもいない。こんな夜はあれしかない。おなじみ ZAURUS SL-860C で今日の記事を書き上げる。

雨が強くなってきて、フライ ( テントの外側の日差し・雨避け ) を叩く。こうしてキャンプ場の夜は更けていく。

Updated: 2015/7/29 水曜日 — 13:21:11

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