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MR-S 再び

おかえり MR-S (T-T) …

2007/12/02 に別れを告げた MR-S が戻ってきた…なんだよ……

事情はこうだ。

2007 年暮れ、知り合いから紹介された中古車屋に車を引き取ってもらった。

このとき私は、残債と引き換えに車を中古屋に売却したつもりだった。しかし実際は、中古屋に委託販売した形になっていたのである。これがどういうことかというと、「車が売れない限り、ローンは私が払い続けることになる」ということだ。

細かい話は端折るが、中古屋金がない→車売れたら残債一括するわ→車検切れ→自動車税未払い→車検切れた車が売れるはずがない→いつまでも売れない→ローン払い続ける、という極悪コンボが 2008 年末まで続いた。

さすがに中古屋もこれはあんまりだと思ったのか、ローン分を毎月振り込んでくれた。実質、損はしていない状況なのだが、車はないわ、ローンの振込みが 3 ヶ月遅れるわで、これで車を持ち逃げされたら残りはオレが払うのかよ……などと心配していた。

そして 2008 年 11 月、その心配は当たらずとも遠からずになった。中古屋がつぶれてしまったのである。ォィ。

中古屋はあちこちに債務をかかえていたらしく、私の車も持っていかれかねないヤバイ状態だった。一時はタイヤを持っていかれないように、隠していたこともあったとか。どんなとこに負債があったんだと突っ込みたい。

しかしローンの残債はまだ払いきっておらず、所有権がローン会社にあったので、 MR-S が持っていかれた日にはただの窃盗である。

そんなわけで持っていかれないうちに車を返すから引取りに来てくれ、ということで行ってみると、 2 台ほどいい車がおいてあるじゃないか。一台は BMW で、良く取られなかったなと言うと、ヤクザのだった。確かにそれは持っていけない。

この時点で私の損失と言えば、振り込まれていない 3 か月分のローン、この期に及んで未払いの自動車税の計 13 万円。このうち、即座に支払わなければならない車検代と自動車税が切実な問題だった。車に乗るとなれば任意保険も必要で、 20 万超が消失する計算になる。

これが世間一般で言うところの火車なのだろうか。

お金は、年明けに作れた時に払うから待ってくれと言う。どこまで信用できるか分からないが、最低限 13 万は払って欲しいものだ。

ため息をつきつつ車に乗り込むと、バッテリーが上がっていて動かせない…しかも、ガソリンがメーター振り切ってるじゃないか……どんだけ金ないのよ? 他にもブレーキオイルなどの各種オイル類は基準値以下だし、車検代がかかりそうな予感。とりあえずバッテリー代は負担してもらうよ? 14 万だな。 ← 忘れないように書いておこう。

そして帰り際。近くのガソリンスタンドに寄り、ディーラーに持ち込む途中でエンストこいた。けっこう左に寄ったところでエンストしたので、後ろの通行は何とかなったが、恥ずかしかった。
(-_-;

中古屋に電話して追走してもらうことにした。最初からそうすればいいのに、中古屋が面倒がるから余計な手間がかかるわけで、このあたり、私自身も教訓になった。

急がば石橋をたたいて回れ

何かおかしい気はするが、赤信号で停止するときにエンストしないよう、ニュートラル→エンジンふかしつつ左足ブレーキ。止まっててもエンジンふかしているので、ヤンチャ坊主のようだ。私が嫌いな人種である。慣れない運転で疲れてしまった。

そして現在

MR-S は 1 年のブランクなど素知らぬ顔で走っている。 GPS 装備の Eee PC 1000H も積んで、何というか気分が高揚している。

だがお金がかかった。とても。燃料は私のお金と言っても過言ではない。

Updated: 2012/6/5 火曜日 — 15:50:27

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