Bloody Mary - blog

Bloody Mary 別館

仙台新港小鯖乱舞

健康診断の採血後のレントゲン写真を撮っているときに、何故か突然頭痛に襲われた。原因不明だが、何で健康のための診断で健康を害されなければならないのだろう。

帰りに、たまには高級なランチでも食べようと思った。パルコの龍之紅河に行ったが、絶食後に腹いっぱい食べたので気分が悪くなった。しかし杏仁豆腐 \380 はとても、そう、とても美味しかった。

浮きサビキ

9月に風邪を引いて、すっかりインドアな日々を過ごしていたが、友人が誘ってくれたので、久しぶりに釣りをすることになった。

仙台新港の沖堤防へ渡り、内海側で浮きサビキをするのである。ちなみに、内海側は足場のしっかりとした穏やかな釣りができる。外海側は、テトラ地帯でハードな釣りになる。今回は精神的に病み上がりなので、 null く行こう ( 特に意味なし ) 。

そのために消耗品を購入しに行くことに。

買い物

いつも行き付けのフィッシャーマンが閉店となるために、在庫一掃セールをやっていた。 5,000 円以上購入すると、 1,000 円割り引かれるようだ。

そんなに買うつもりはないのだが…とりあえず見て回る。

ジグは一通りそろっているが、今の鯖はサイズが小さいと聞いていたので、 5cm 程度の小さめのメタルジグをいくつか購入する。色はピンク、ブルー、オレンジで、重さは 10g 、 14g、 18g だったと思う。10cm 程度のやつは在庫があるので買わなくてもいいや。

ふと、ラインが目に止まった。そうだ、来年こそはやろうと思っている渓流用に、フロロ 0.8 号を買っていこう。そういえば家にラインの在庫 ( 150m ~ 500m ) が PE 、フロロ、ナイロン合わせて 15 個程もあるのだが… 50m のラインも 10 個くらいある。いつになったら消費できるのだろうか。巻きなおし用の空スプールが欲しいのだが…

このように、余計なものや消耗品等をカゴに入れていったら 6,000 円程になった。さらば、フィッシャー。今後は名取や泉、もしくは多賀城あたりまで足を伸ばさなければならないのが面倒だ。

コーラ飲みすぎ

帰りにケースのビール瓶を売りにヤマヤへ行った。

先月、ハートランドの小瓶 ( 30 本 ) をケース買いし、毎日のようにビールを飲んでいたので、飽きてしまった。もうビールをケース買いすることはないだろうと思いつつ、今度はコカ・コーラZERO の缶をケース買いした。アルコールに弱いのでジュースに逃げる私。

禁煙しているせいか、刺激物が取りたくなってしょうがない。禁煙自体は苦ではないのだが、こうした副作用に悩まされている。

家に帰って仕掛けを作り、眠れないからといってコーラを 4 本くらい飲んだら翌日胃がもたれた。どうも胃液と変な化学反応を起こしてしまったらしく、いつまで経っても胃が泡立っているような、そんな感じになった。コーラも飲みすぎは良くないと知った。

そして眠れないと思ったら、コーラにカフェイン入っているんだった。乙。

10/17 (土) 5:30 ~ 12:00

3:30 から 1 時間ほど仮眠を取って、七ヶ浜の乗り合い所に向かう。友人に連絡したらまだ寝てると電話があった。急いで向かうとのこと。

沖堤防 5 番で降りて、右の先端側に向かって歩く。先客が 5 組みくらいいた。

海はベタ凪で潮が止まっている。朝早かったので、若干肌寒かったが、風がないのでアウターがペラペラのウィンドブレーカーで、インナーにブレスサーモ一枚でも「寒ぃー!」ということにはならなかった。

竿を出して仕掛けを投入した直後、友人が来た。早い。 30 分程度遅れての参戦になった。

ちなみに私の仕掛けは、浮き、カゴ、 3 本針の簡単なもの。

2 投目くらいで、ちびちびとコマセをカゴに入れるのが面倒になってきた。先週 30 匹くらい釣った友人もカゴをつけていなかったので、私もカゴを取り外すことにした。ちなみに先週はつけていたらしい。

というわけでこんな感じになった。

もともとはこんな風にカゴを使っていた。

サビキを置き竿している間に、ジグをやることにした。今回はいつものシーバスロッド・ラテオではなく、プライムゲートというコンパクトなパックロッドを使う。

朝だから上層を狙おうということで、着水後にデッドスローで引いてくる。ときおり巻くのを止め、ストップ&ゴー ( go というか come だが ) を繰り返す。

ジグは 10g ピンクだ。何投目かでアタリがあった。軽く左右に走る。アワセるのを忘れたせいで、ちゃんと乗っていなかった。フックが外れてしまった。久しぶりの釣りのせいで、感覚が鈍っている。

さらに何投目かでヒット。ちゃんとアワセる。今度はガッチリかかった、はずだ。しかし、反応はあきらかに小さめなサイズなのに、リールを巻くのが大変だ。何故かと思ったら、今回はプライムゲートを使っているんだった。プライムゲートはラテオのように絶大な安定感はない。しかし、その分魚の反応が大げさになって面白い。

上げてみると 20cm 強の小鯖だった。

頭の後ろにナイフで切り込みを入れ、バケツの海水に入れて血抜きをする。 5 分程度待ってから、頭を落としてクーラーボックスへ。頭は海に捨ててしまう。ゆとりがあれば捌いて内臓も捨てたいところだ。

一方、浮きサビキは、浮きの付近にコマセを撒いているのだが、一向にアタリはない。ジグにばかり来る。友人はその逆で、サビキの方に果敢にアタリがある。

もうダブル・スコアくらいの差がついている。それはそうだ。私はジグでしかアタリがないのに、向こうはサビキの調子が良く、毎回 1 ~ 2 匹釣り上げているのだから。

タナは 1.5 ~ 3m 程度で同じ深さを探っているから、釣果の違いは、どうやらサビキの種類と、コマセの量のようだった。友人のサビキは 3 セット 200 円?とかの安いやつ。私のは 1 セット 350 円。

その代わり、友人はコマセ 1kg ブロック 3 個に、糠を混ぜて増量し、ガンガン撒いている。私は 1kg のブロックオンリー。しかし、いくら私がコマセを控えめにしか撒かないからといって、この差は納得いかん。隣のやつが親の敵を討ち取るかのようにコマセをばら撒いているのだから、すぐ隣の私にも恩恵はあってしかるべきである。

よくよくみると、友人のサビキは、針の周りにピンクの細工を施して、一見コマセと同じ色・形に見える。そして針が小さめだ。私のサビキの針は、大きめサイズなのだ。

今の鯖はサイズが小さく、あえてコマセを狙って食べているようだから、コマセに似た感じのサビキが調子いいのだと推測。

しかし困った。自作サビキも、市販サビキも、大きめのサイズしかない。形は三角形だし。色はハゲ皮の白・グレーの地味な自作のやつと、レッド、グリーン・ブルーの派手な市販のやつしかない。そしてレッドには来ないことが分かっている。

釣り方のせいか? と思って、コマセを撒いた後に大きくあおってみたらいきなり来た。そして逃げられた。そうか、サビキでもアワセた方がいいのか。

同じようにして、コマセを撒き撒き、サビキをあおらせていたらまた来た。今度はちゃんとアワセた。小さく、鋭く。あげたらグリーンとブルーの色に 2 匹かかっていた。

その後、たまにあおってみるものの、来たり来なかったり。ジグの方が調子がいいのである。ジグにかかる鯖は、基本大きめなのがいい。

フリーフォール

開始から時間が経つにつれ、堤防にずらーっと釣り人が並ぶようになった。こんなに釣り人を見たのは初めてかもしれない。

ふと、一つおいて右隣でジグを投げていた人が、イナダを釣った。

そういえば今年はイナダを釣ってない。キャストを観察すると、 18 秒ほど沈めて、ノーアクションでタダ巻きしているようだ。それなりのスピードで巻いているから、おそらく 18 秒のフォール中が誘いなのだろう。

ジグの種類によって沈む速さが違うから推測でしかないが、おそらくは、キャストした後、海底に着くまで沈め、後は巻いているのだと思う。

早速真似っこしてみた。今までは上層~中層まで沈めてストップ&ゴーだったのを、下層~海底まで沈めて巻いてくる方式に変えた。つまり、攻めるタナを変えた。

沖堤防であまり底を引いてくると、捨石に根がかってしまうので、 20m 程先に来たら大きくあおって捨石の上を引いてくるようにしなければならない。

何度目かでいきなり乗った。巻いてくると、重い。そして左右に走る。走る。ちょ、これは何だ? やけに走る。右隣の友人の方へ走っていったので、竿先を操って左へ走るよう誘導してやる。

今までは、どうやって魚が走る向きを調整するのか、やったことがなかったので思い悩んでいたのだが、感覚的にできた。難しくはなかった。

寄せてからゴボウ抜き。大きめの鯖だった。と言っても 30 cm 程度で大したことはない。プライムゲート効果はこんなところにまで。

※ PRIMEGATE 5105TLFS の性能が悪いと言っているのではなく、ロッドの性能によって、魚の取り込みが全然違うので、釣りの楽しさが変わってくると言いたいのです。

一匹だけ大きい。というか、この程度で大きいって何だ。去年は 30 ~ 40cm が普通に釣れたはずだが。今の時期は小さいなぁ。大きいサイズが早めに北上して行ってしまい、今は小さいのがのんびり北上中ということなのだろうか。

結局、サビキで釣ったのは 5 匹程度だった。ジグは 7 匹の計 12 匹。まあ独り身には 12 匹は十分すぎる釣果だ。今度からジグだけでやってもいいな。

※ 数を釣りたければ、小さめ ( 7 号程度か? ) のコマセに似た形のサビキを使うと良いはず。

というわけで、釣りランクは「対象魚を釣った」「5匹以上釣った」で 2 ランクアップ。

タックル – ジグ
タックル 商品名
ロッド ダイワ PRIMEGATE (プライムゲート) 5105TLFS
リール シマノ 05′ バイオマスター 2500
ライン フロロカーボン 2 号。
ルアー 5cm 程度のメタルジグ (10g, 14g, 18g)
タックル – 浮きサビキ
タックル 商品名
ロッド メーカー不明 磯竿 1 号 5.4m
リール メーカー不明 1500
ライン フロロカーボン 2 号。
仕掛け

反省

  • サビキサビキっていうけど、普通の 2 ~ 3 本針の仕掛けに ガルプのベビーサーディン (ピンク) つけても良かったんじゃ?
  • サビキで鯖を釣る場合は、なるべくコマセに似た感じの仕掛けを用意すること。
  • カゴ不要。コマセを撒くためのヒシャクが必要。なるべく遠投できるように柄の長いものがいい。
  • コマセ 1kg は 2 ブロックあったほうがいいかな。 1 ブロックだと心もとないので。
  • カゴを使うなら投入しやすいような形のカゴが良い。
  • サビキはたまにあおること。
  • コマセを投入する際は、まとめて一塊で。潮の流れを考えて。
  • サビキが調子いいとジグやってる暇がない。今回の友人なんかがそうだ。 30 匹くらい釣れていたかな?
  • サビキでもアワセが必要っぽい。かかってから 5 秒でも放置していると逃げられた。それで 3 回以上逃がしてしまった。ちくしょう。
  • 沖5番の右端テトラから、ジグを投げると大物か? 船長の話だと、イナダはそっちで上がるらしい。確かに去年はそうだった。
  • もうタコが釣れるみたいだ。

鯖の一夜干し

  1. 鯖を 2 枚におろす。
  2. 血あいは流水で洗いながら歯ブラシ等で丁寧に取る。
  3. 表面の滑りはキッチンペーパーを使うと便利。鯖の腹側に棘があるので、刺さらないよう気をつけて。
  4. 海水程度の濃さのたて塩に 2 時間ほど浸ける。私は 15 分程度オーバーしてしまった。
  5. 水きりし、キッチンペーパーで水気をふき取る。
  6. 市販の網 ( 600 円程度 ) に魚を並べ、風通しの良い日陰に干す。干したのは夜だったが、物干しにレジャーシートをかけて、太陽が昇った後も日陰になるようにしておいた。
  7. 焼いて食べた。しょっぱいと思いきや、これが絶妙な塩加減。美味かった。

ひゃっほー

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