Part.1 の続き
ほぼありとあらゆる PC パーツを取り外し、エアダスターで埃除去、アルコールで細かい塵を拭きとって組み立てなおしました。
気分は年末大掃除です。
電源を入れて、さあログオンというところで画面が黒くなり、 BIOS の表示が。まさかの強制再起動です。
思考がフリーズしたままぼんやりと画面を眺めていると、ログオン画面で再起動。エンドレス、無限ループです。
神にも祈る気分でマザボの CMOS クリアしてもダメで、泣く泣くパーツをばらし、最小構成からチェックすることにしました。
ふぅ、これで 2 回目の分解です。
ひとつずつパーツを取り付けて起動するたびに青ざめ、どこかの回路をショートさせたのかと心配しましたが、最終的に、原因不明のまま回復しました。
メモリを「1GB」「1GB」「512MB」「512MB」という取り付け順序から、「512MB」「512MB」「1GB」「1GB」にしたのが良かったのでしょうか。
新しいメモリのチェックは TEST6 までクリアーしてたので、メモリ不良ではないと思うのですが。
さて、ここまででおよそ丸 2 日間かかっています。
肝心の騒音はというと、気持ち小さくなったかな・・・?
静音化の効果
PC を分解していく過程で、どのパーツが騒音の原因となっているのか、試してみました。
そして、一番うるさいのが HDD が発するキーーーンという高周波ではないかと気づきました。
HDD 単体で電源を入れてもそんなにうるさくなかったので分かりませんでしたが、 5 台も積んでいると、相乗効果で騒がしくなるようです。
最初は COOLERMASTER 4-IN-3 DEVICE MODULE STB-3T4-E1 (Raid HDD用) か COOLERMASTER CROSS FROW FAN (CM STACKER用縦長ケースファン) を疑って、元通り組み立てた状態で電源を抜いてみてもあまり変わらず、よもやと思い、 HDD の電源を全部抜いたら驚くほど静かになりました。
ちなみに、 CROSS FROW FAN が、現行のファンの中で一番うるさかったです。
基本的に大きいファンは風量を補えるので、ゆったり回って静かなんですけどね。
CROSS FROW FAN はサイズこそ最大ですが、ファンの回転半径が小さく、高速で回って高周波じみた音を出してました。
ただ、我慢できないほどではありません。
しかし HDD とは・・・
HDD の静音化ケースという手があるのですが、 5,000 円くらいするので、だったら同じ値段で今の静かな HDD (500GB) を買うか、 ANS-9010B でメモリ化するか、迷ってしまいます。
まあ、 HDD のバックアップを取ってから考えてみることにします。
今回かかった静音化パーツのお金は 1 万円弱でしたが、こうなったらとことん静音化したいですね。
結論としては、原因が HDD にあったため、全体的な効果は薄かったと言えるようです。
しかし局部的には効果がありました。
CPU は激冷えるようになりました。
起動時 ( アイドル時 ) 、 55 ℃のところが、 50 ℃です。
ZIPANG のでかいファンは伊達じゃないですね。ゆったりと、静かに回ってくれます。
グラボのサブチップからヒートシンクはずして小さくしたことも、今のところたいした影響は出ていないようです。
まあ、 3D ゲームやりませんからね。
VGA COOLER の Zalman VF700-Cu も ZIPANG 同様、いい仕事してくれてます。
HDD を静音化したときに今回の静音化が生きてくる、と信じたいですね・・・
PC 触っていて休日がつぶれてしまいました。
しかし、組み立てに夜中までかかったり、新しい PC の構想を得たり、充実感だけはある週末でした。
久しぶりの書き込みで文体も変わってしまいましたよ。
では、そのうちに。