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冬眠

年明け早々ひどい目にあった。

1日目

朝起きると、なんとなく風邪を引いたかなと感じた。

この時点では、頭が痛いわけでも、熱がでていたわけでもない。寝起きが良くないのはいつものことではあったが、しかしそれとは違う変調を感じていた。

これ以上悪化してはいけないという気分になり、滅多にしないマスクをつけて会社に行ったことは覚えている。

昼頃にはすでに寒気を感じ、インナーダウンを着込んで仕事する変な人。

時間の経過とともに症状は悪化していった。

夕方近くなると、朦朧としてきた。

風邪、乙、と思った。

明日も熱がでるだろうと予測し、有休申請して、業務終了後、すぐ帰った。

2日目

休んで正解だった。熱は 39℃以上になっている。

昨日買い込んでおいたジンジャーエールで何とか水分補給できている状態。

寝ることにする。

たまに起きては、ジンジャーエールとみかんで栄養補給する。

3日目

朝。熱が下がる気配がない。 39℃台をキープしている。

今日も眠ることにする。すでに 36時間くらい寝ているが、限界に挑戦してみよう。

これだけ高熱が続いたことは今までなかった気がする。ダメージが蓄積されて、慢性的な頭痛になっている。とりあえず優しさより効果が欲しいのでイブを飲む。

これは普通の風邪ではないだろう。噂のインフルエンザか。

脳を熱から守るためには水分補給するしかない。しかしジュースも切れた。試しに水を飲んでみたが、喉が刺激されて飲みにくい。そういえば、ポカリは砂糖と塩で作るみたいなことをどこかで読んだ気がする。

やってみた。水より飲みやすいが、微妙な味。配分が悪いのか。

ふらっふらになりながら、アパート前の自販機までポカリを買いに降りた。500mlペットボトル3本で450円だった。単価たけー。

釣に行くときの保冷剤代わりに 1L ペットボトルを冷凍させているので、それにタオルを巻いてアイスノン代わりにした。重い。

夕方に起きた。だめだ、もう眠れない。 48時間は寝ただろう。床ずれみたいになって体は痛いし、血行が滞っているのか四肢に鈍い痛みがあるし、熱は相変わらずで頭は痛いし、人間は横たわったまま生活するようにできていない。コアラの基本姿勢がだっこちゃんであるように、人間の基本姿勢は直立だ。

そして水分補給したそばから下ってしまうので、厳しい戦いになってきた。

4日目

人間やればできる。気がついたら朝になっていて、熱も 37℃台まで下がっていた。軽い頭痛はするが、昨日に比べたら天国だ。

かれこれ 60時間は寝ただろう。

ジュース分をさらに追加し、今日はみかんポカリみかんポカリのチェーンみかんポカリ。

5日目

平熱に戻った。体調はまだおかしいが、固形物もちょっとなら食べられる。よかった。

6日目

有休でボード行くはずだったが、体力的に無理そうだったので、回復に宛てる。

そして午後に問題発覚。インフルエンザの陰性証明がないと会社来ちゃだめとのこと。マジか。

15時に近所のクリニックに行ってみると、いるわいるわ。これだから来たくないのである。

インフルの疑いある私だけ別の待合室で待たされた。私しかいないので、進行状況がさっぱりわからない。

2時間以上かかった。体調悪くないからいいんだけど、悪いときにこんな待たされていたらキレそうだ。順番来たら携帯に電話もらうようにして、家で待ってるとかできないのだろうか。 2分で着くし。

みんな辛抱強い。私は二度とこねーと思うけど。よけい体調悪化するわ。

検査後、押しの強い先生に強制的に点滴を打たれ、そこから 2時間くらい死ぬほど暇だった。本でも持ってくれば良かった。

検査結果はインフルエンザ陰性。発熱中じゃないと陽性にならないから、かかっていたかどうかはすでに証明不可。しかし気管支炎を誘発したそうで。だから抗生物質打ったんだ、と先生どや顔。

その後、肺のレントゲン写真を見ながら説明されたのだが、肺に炎症があるんだから肺炎じゃないのだろうか? 気管支は肺を含まない気道のことだと思っていたが。まあ、何でもいいか。どうせ炎症の一種だから治るだろう。先生も、若いから抗生物質4日ほど飲めば大丈夫だろう、と言っていたし。

治療費と大量の薬で 5時間拘束された上に \6,500 くらいかかった。やはり健康がいい。金がかからなくて。

Updated: 2012/6/5 火曜日 — 13:47:05

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