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静音志向 Part.1

静音志向 Part.1

お久しぶりです。(ラーメンズ:ロシア日本人学校風)

先月の外国為替大暴落と、株価暴落と、その他にいろいろあってほぼ一文無しになってしまった管理者です。
マンション購入の夢も泡と消えたので、この際だからあまった分を散財してみることにしました。
(懲りてない。まったく懲りてない)

世の中の 8割 (適当統計) の人が気にしている PC の性能と騒音。
当然、私も気になります。

ほとんど構成を変えていない PC を 4 年間も使っているので、そろそろバージョンアップしたくなっています。
といって手元にあるのはほんの数万。やれるところからやってみましょう。

2004/10/02 頃の構成 (過去の日記と記憶より)
【M/B】 ASUS P4P800-E DELUXE
【CPU】 Pentium 4 3.20EG Socket478 BOX
【CPU Cooler】 \5,000 くらいのやつ。あまり冷えなかった。高負荷時に70℃くらいにもなる。
【MEM】 DIMM DDR SDRAM PC3200 512MB CL3 × 2
【RAID】 PROMISE FASTTRAK S150 TX4
【HDD】 Maxtor MaXLine 250GB × 2 と Hitachi 250GB × 2 の 計 4 台で Raid0
【VGA】 MATROX Millennium P650
【Sound】 ONKYO SE-150PCI
【LAN】 On-Board 1Gb/s と玄人志向の 1Gb/s
【Case】 COOLERMASTER CM Stacker STC-T01-UW1
【FAN】 COOLERMASTER 4-IN-3 DEVICE MODULE STB-3T4-E1 (Raid HDD用)
COOLERMASTER CROSS FROW FAN (CM STACKER用縦長ケースファン)
ケースの横に 8cm ファン
5インチベイに4系統ファンコントローラー
【Power】 400Wか450Wのやつ
【OS】 Windows XP Professional

本当は性能をアップさせたいところですが、そうなるとパーツ一式交換する羽目になりそうだったので止めにしました。
交換したところで、 Pen4 を余らすのももったいないですよね。と強がってみます。
というわけで今回の主な目的は静音化です。

まず、現在の構成を調べて見ましょう。

2008/11/13 時点までに変更された箇所
【VGA】 GALAXY GeForce 6600GT AGP 128MB-128bit Dual-DVI

なんと、 4 年でグラボしか変わっていません。

グラボのインターフェースが AGP から PCI-Express に取って代わられてから幾星霜。
もう AGP なんて時代遅れです。
PCI-Express のグラボに変更したいけど、マザボが AGP しかついていないから換えられないし、マザボかえると一式丸ごと交換になるし、見事なハメ殺しです。
地味に性能が上がり続けて、しかも停滞しない PC 業界は、私のお財布には優しくありません。

いくら一箇所ずつ変更すれば安上がりとか言ってても、最終的には全とっかえですからね。
騙されてはいけません。
精神衛生上、騙されたのに気づかない方が幸せになれると思い込んでいる人は、現実を直視してください。
全財産を失っても、手元に数万円残ったから PC パーツ買えてラッキーと思えるような強い心を持ちましょう。
そこはかとなくヤケクソ感が漂っていますが、私は言いたい。高くてもいいから一気に上げてください、一気に。
どうせ来年は 64bit 祭りでしょ。

さて、まずケースの左右をはずしてどのファンがうるさいかを見極めることに。
騒音の定番といえば電源、CPUファン、VGAファン、HDD 、ケースファンですが、電源は 1 万くらいしただけあってかなり静かです。

CPU ファンは純正以外のものを使っていますが、冷えない上にうるさいですね。なんなんですかこのヒートシンクとファンは。

VGA ファンは純正のものを使っていますが、結構キレています。そういえばたまに異音を発することがあります。
反抗期でしょうかね。
タイミングにもよるので、確かめたわけではないですが、 VGA ファンである可能性が高いです。
もしかすると CPU ファンかもしれませんが、形状から言って VGA ファンでしょう。
ヒートシンクを兼ねた金属製ボックス内部にファンが配置されている形状なので、埃が詰まってるのかもしれません。
分解してエアダスターで吹き付ければ埃は取れて若干は静かになるかもしれませんが、この際だから変更しましょう。

HDD も一昔どころか四世代くらい前のものを使っているのでそれなりにうるさいような気がします。
ただ、4-IN-3 DEVICE MODULE の音の方が大きいので、あまり気になりません。
4-IN-3 DEVICE MODULE は起動時がちょっとうるさいのかな?
ファンだらけではっきりとは特定できないのですが CPU/VGA がうるさすぎてよく分かりません。
まあ、大丈夫でしょうたぶん。

それに、将来、 ACARD製 ANS-9010B の購入を考えているので、HDD は我慢です。
ANS-9010B は、 ANS-9010 の廉価版。 DDR2 メモリを 6 枚刺して使うことのできるRAMディスクユニットで、 SATA ケーブル4本を RAID0 ボードに刺して使えばちょっとした速度が出るとか出ないとか。
現実的なところで、 4GB の 6 枚刺しで 24GBytes の容量ですか。それだけで 10 万円ですね。
こうなったら最速志向でもう一台作ろうかな・・・とか言いつつお金はありませんが。

ケースファンは CM Stacker 背面と上部の 2 箇所があります。これらは、確か純正のはず。
背面のは 12cm くらいで、大きいだけあって静かですね。
上部のファンは 6cm くらいかな?
それなりに音はしますが、 CPU/VGA コンビの方がよほどうるさいです。

ケース向かって右側につけている縦長、というか棒状のファン CROSS FROW FAN は、回転数を一番下まで落とせばそれなりに静かになります。
ケース内に対流を作ってやるだけなので、それで十分のはずです。
冬場は電源引っこ抜いておきます。

ケース左側につけている 8cm くらいのファンも、静音のやつを買ったはずなので、それなりに静かです。

というわけで、最終的に CPU と VGA クーラーに死んでもらうことにしました。
ついでにこっそりメモリも 2GB 追加。

3 分クッキング

用意しました ZIPANG CPU COOLER と Zalman VF700-Cu LED VGA Cooler 。

Zalman VF700-Cu LED VGA Cooler

まずは GeForce 6600 を取り外して純正ファンを外します。
案の定、埃が詰まっています。
掃除は後回しにして、 GeForce の基盤に注目すると、 2 箇所のチップにシリコングリスが塗られていました。
つまり、 2 箇所のチップを冷やしていたことになります。
メインのチップは当然として、その横にある小さなチップ(仮にサブのチップと呼ぼう)も冷やさねばならないのでしょうか?
VF700-Cu では形状的にメインのチップしか冷やせませんよ?
しかしそこは親切な VF700-Cu のこと、小さなヒートシンクが 8 個ほど付属してきます。
ところが、GeForce 6600 基盤の 4 箇所にあるチップに取り付けてしまうと、 VF700-Cu に干渉してしまって取り付けられません。
結局、干渉しないで取り付け可能なサブチップ一箇所だけにミニ・ヒートシンクを使うことにして、残りは断念しました。

とりあえず、シリコングリスをふき取って、アルコールでさらに綺麗にして、新しいグリスを塗ってあげます。メインとサブの両方にまんべんなく。

VF700-Cu の取り付けは簡単でした。
また、サブチップの対角線上に穴が開いてあったので、太目のネジ+針金でミニ・ヒートシンクはさんで固定できました。

ZIPANG CPU COOLER SCZP-1000

次に ZIPANG CPU COOLER SCZP-1000 ですが、どうやってもはめ込むことができません。
そもそも付属の金具が、根本的にあわないようです。 何故でしょう。 Socket 478 対応のはずですが。

そういえば、純正ではないファンを使っていたことを思い出しました。専用の取付金具が付属していたので、純正のリテンションモジュール(ゲタ)を取り外していたのです。
純正のものを使っていれば、ちゃんとはまったでしょうに、冷えるわけでも静かなわけでも安いわけでもないファンを 4 年も使っていると思うと腹が立って日本語がfyふtyyぶばtったうなsy

どうにもならないので翌日 Socket 478 のリテンションモジュールを買いに行きました。
おまけにケースからマザボを取り外すハメになりました。もうアフォかと。
ちょっとだけファンを交換してハッピーになるつもりが、予定外の労力にうんざりしながらリテンションモジュールを取り付けました。

リテンションモジュール取り付けには若干のコツがあります。
付属のピンが 2 種類 8 個あるのですが、最初に穴の開いたピンで、リテンションモジュールの四隅とマザボを固定してやります。ちょっと力を入れてやれば、がっちりはまります。
次に、穴の開いたピンに、別の種類のピンを差し込んでやることで、ピンが膨らんで完璧に固定されます。
こちらはかなり力をかけることになるので、マザボを折らないように、太目のドライバーか何かで押し込みます。

次に CPU に高価なシルバーグリスを、気泡を含ませないように心持ち厚めに塗りたくり、ついに SCZP-1000 を取り付けました。取り付け自体は簡単でした。感無量です。

最後に、元通り組み立てねばなりませんが、メモリチェックもしなければならないし、時間がないので週末になりそうですね。

最終的な構成
【M/B】 ASUS P4P800-E DELUXE
【CPU】 Pentium 4 3.20EG Socket478 BOX
【CPU Cooler】 ZIPANG CPU COOLER SCZP-1000
【MEM】 DIMM DDR SDRAM PC3200 512MB CL3 × 2
DDR400 SDRAM PC3200 1GB × 2
【RAID】 PROMISE FASTTRAK S150 TX4
【HDD】 Maxtor MaXLine 250GB × 2 と Hitachi 250GB × 2 の 計 4 台で Raid0
【VGA】 GALAXY GeForce 6600GT AGP 128MB-128bit Dual-DVI
【VGA Cooler】 Zalman VF700-Cu LED VGA Cooler
【Sound】 ONKYO SE-150PCI
【LAN】 On-Board 1Gb/s と玄人志向の 1Gb/s
【Case】 COOLERMASTER CM Stacker STC-T01-UW1
【FAN】 COOLERMASTER 4-IN-3 DEVICE MODULE STB-3T4-E1 (Raid HDD用)
COOLERMASTER CROSS FROW FAN (CM STACKER用縦長ケースファン)
ケースの横に 8cm ファン
5インチベイに4系統ファンコントローラー
【Power】 400Wか450Wのやつ
【OS】 Windows XP Professional
Updated: 2012/6/5 火曜日 — 15:57:51

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