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仙台新港サバ・イナダ

2 週間も前の記事を今日書いている私がいますよ。

9/11 Fri. 終業後

そろそろ会社が終わるという頃、ふと釣りがしたくなった。 15 時ころのことである。

今の時期は何が釣れるかと思いを巡らせる。無難なところでサバ・イナダだろう。仕事が終わって現場に着くのが 18 時。ちょうど夕マズメだが、 19 時には暗くなるから、群が回ってくるのはワンチャンスしかないと見るべきだ。定時になったら速攻帰るか。

そう決めてしまうと、後は仕事なんてどうでもいい。とにかく定時に上がれるように処理をこなす。終わらなければ翌日 -> 来週にまわすのも辞さないが、幸い、切羽詰った状況ではないので、予定通り定時に帰れた。

思いついたのが 2 時間前なので、道具も何も用意していない。しかしそこはズボラな性格が幸いした。前回の釣行で使ったリュックには、ルアーとリールをしまいっぱなしになっているのである。むしろ不要な釣具を取り出し、クーラーボックスと凍らせたペットボトルと竿を用意しただけで準備完了。

仙台新港に着いたのは予定通りの 18 時過ぎだった。南防波堤に向かって歩き始める。

今の時期は人がスゴイと聞いていたのだが、そんなことはなかった。いつもの如く、普通である。お隣さんに 20m くらいの間隔をおいて入れるくらいだ。

歩いている間に、どこまで行くかと考える。去年の実績があるところにしよう。防波堤が 30°くらいの角度で曲がっている、やや手前のところだ。あいにく人がいたので、さらに手前で荷物を広げる。

デジカメをポケットに入れ、ロッドケースに収まっているタモ ( あまり使ったことがない ) をセット。ロッドにルアーとピンク系のメタルジグ 30g をセットする。クーラーボックスから珈琲を取り出し、準備万端。

湾側ではなく、外海側に向かってフルキャスト。

タックルはいつものやつ。最近はほとんどラテオだなぁ。

タックル 商品名
ロッド ダイワ ラテオ 96ML
リール シマノ 05′ バイオマスター
ライン 2500 番スプールに、メーカー不明のフロロカーボン 2 号。
ルアー メタルジグ ( ピンク/ブルー系 30g )
その他 メーカー不明のフィンガープロテクター

ラテオで 30g のルアーは重いかもしれない。ロッドの反動でルアーを投げると、投げた後に竿先が揺れまくっている。竿先が柔らかいのかな。次買うときはもうちょっと硬めの竿にしよう。とかいいつつ Wii 買ったから金はない。

サミング ( ラインにテンションをかけつつ沈める ) しながらルアーが底に沈むのを待ち、リールを返す。軽く糸ふけを取ってから一度大きくあおってしばらく待つ。ヒラメかからねぇかなぁとか期待しつつ。

もちろんそんな簡単にかかってはくれないので、軽くあおってからリトリーブ ( リールを巻いてルアーを引き寄せる ) 開始。基本はデッドスロー ( 超遅い ) タダ巻き ( アクション不要 ) なのだが、そこは飽きやすい私のこと。色々アクションをつけたくなる。ジャーク ( 横方向のスライド ) させたりトゥイッチ ( 小さくジャーク ) させたり。

30 分過ぎても反応がないので、上層から引いてくることにした。キャストして着水したらすぐにリトリーブ開始。

南防波堤は、堤防付近に捨石があるらしく、あまり近くまで底を引いてくると根がかりしてしまう。底から引いてくる分には根がかりの危険性はあるが、上層から引いてくる分にはよほど遅く巻かないかぎり大丈夫だろうと思い、極端にデッドスローしてみた。

今まで 1 秒 1 回転 ( 73cm ) ほどだったのを、 2 秒で 1 回転ほどにしてみたろころ、ふと重くなった。ビニールでも釣ったかと思った瞬間、ピクピクとアタリがあった。若干左右に走っているので、サバだろうと判断。その反応からさほど大きくないことは分かっていたので、ゴボウ抜きで GET 。

30cm オーバーの小さめのサバだった。

それにしてもラテオ 96ML はゆとりがありすぎて面白みに欠けるかもしれない。

半分釣れないと思っていたので、バケツもナイフもしまいっぱなしだった。慌てて水を汲み、サバを血抜きする。

血抜きしてすぐにキャストしが、群は行ってしまったらしく、その後は何もなかった。写真なんか撮っている場合ではない。しかも撮った写真は心霊写真もかくやというほど気味が悪い。

反省

  • 魚を釣っても大丈夫なように準備しておくこと。ナイフとかバケツとか。
  • 回遊魚を狙う時は写真など撮ってる暇はない。血抜きしたらすぐキャストすること。

家に帰ってサバを捌いたら、灰色の液体がでてきた。明らかに内臓の色じゃないね。鉛のようなヤバイ色合い。何だろう、これ。堤防の上でしばらく跳ねていたから痛んだのだろうか。それにしても鉛色って……

身の方には影響がなさそうだったので、綺麗に血合いを取って焼いてみた。まだ時期じゃないのか、脂は乗っていない。私はあまり脂は好きじゃないので、喜んで食べても良さそうなものだが、何故か美味いとは感じなかった。あの液体を見てしまえばね……

程よく脂の乗っていそうな 10 月初旬に再チャレンジしてみるかな。

というか、明日あたりいけるんじゃね?

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