スタンバイ復帰後の無線 LAN の不具合
FMV-C8240 を購入して一月になろうかという頃に、ある重大な不具合を発見した。それはタイトルにある通り、スタンバイから復帰したときに、無線 LAN の通信ができなくなるというもの。最初の頃は問題なかった気がするのだが、何故?
ちなみに私の環境は以下の通り。
OS | Windows XP | FMV-C8240 付属 |
---|---|---|
無線 LAN | Atheros AR50006EXS Wireless Network Adapter | FMV-C8240 付属、固定 IP |
無線 LAN ルータ | NETGEAR WGR614C | 無線 HUB として固定 IP での利用。 PW |
症状
- スタンバイから復帰すると PC が、利用できるワイヤレスネットワークの一覧を取得
- その後、自分のワイヤレスアクセスポイントに自動的に接続、ローカルの IP を取得 (固定してるが)
- シグナルの強さは「非常に強い」
- 以上、一見すると正常だが、無線ルータ等のローカル IP に ping すると hardware error が出る
hardware error って何だ? ものの見事に役立たないエラーである。
無線 LAN の修復コマンドも効果はなく、ハードウェアの切り替えスイッチで、無線 LAN を無効、有効にしても改善されない。無線 LAN のドライバは最新のものがあたっている。再起動すれば使えるようになるが、原因が特定できない。
ググってみると、モしかしたらログオフで直るかも、という記事を見つけ、試してみたが同様のエラーが出た。再起動しないとダメってことか。
さらにググると、固定 IP の場合にこの症状が起きてるような起きてないような気配 ( なんといい加減な ) を察知。そういえば、ネットワークの構成を変更し、固定 IP にしてからうまくいかなくなったような気がする。試して悪いこともなかろうということで、無線 LAN ルータの管理画面から DHCP 機能を有効にしつつ、 PC の IP アドレスを自動取得にしたら、スタンバイ復帰後に不具合が起こることはなくなった。なるほど、この辺が原因か?
ただし、私の環境で IP アドレスを自動取得にしてしまうと、デフォルト GW が見つけられず、ネットにつながらなくなってしまう。若干特殊な環境にしてあるからだ。しょうがないので、また固定 IP に戻す。再度スタンバイから復帰させたところ、不具合は改善されている。ということは、無線ルータの DHCP を有効にしたのが良かったのだろうか。なんだそれ。
まるで二世代も前の海外アドベンチャーゲームのようだ。とにかく総当り。何が解決の糸口になるか分かったものではない。こういう症状が実際に起こりうる以上、メーカーのサポートからは電話が途切れることはないだろうな。南無。
後日談
また hardware error が出た。もしかすると、他チャンネルと競合しているのかもしれない・・・
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